こんにちは、ブレイクスルーランニングクラブ(BTRC沖縄)です。
今回のブログも前回に引き続き金沢マラソンについてお届けします。
結果的に悲喜交々な結果となってしまいましたが、レース前後の様子なども合わせて是非お読みいただけたら嬉しいです。
【片山さん】
目標タイムには大幅に届かず、これが今の自分の実力なのだと思い知る。
「不甲斐ない」という自己嫌悪。
でも、落ち込んでいるヒマはないですよね。
「あれだけ練習を頑張ったのだから次こそは達成してやる!」と、今は前に進む準備を始めています。
BTRCの教えは、「あきらめない!」。
金沢マラソンはBTRCに入会してから挑む初の公式レース。
1年間の練習成果が発揮できる待ちに待ったマラソンだった。
準備万全で臨んだはずだった試合は…。
フィニッシュしたときに、ゴールで待ってくれていた弁慶コーチと比嘉コーチの顔を見たら、自分が情けなくて涙が出てきた。
そんな私に「足を痛めてないですか?」とか「いい経験になったね、お疲れ様。」などの労いの声を掛けていただき、また号泣する。
クラブのメンバーやコーチの方々、皆さんに感謝します。
多くの人たちが支えてくれたおかげでスタートラインに立てました。
また来年も金沢に行きたいと思う。
初の県外遠征はびっくりするほどに楽しかった。
まさに大人の修学旅行。
クラブのメンバーやコーチ達と行動を共にし、普段の練習では見られない一面も窺えて新鮮だった。
何よりも仲間がいることの安心感!
移動中も食事中も、打ち上げも翌日の観光も、素敵な思い出がたくさんできました。
3日間、最高に楽しかった!
BTRCに入会していなかったら、県外のマラソン大会に出ようなんて思いもしなかったでしょう。
一人で練習していたら、速くなりたいなんて挑戦意欲も生まれてこなかったはず。
こんな私ですが、クラブのおかげでランニングの可能性がどんどん広がっています。
成長を実感できるBTRCの練習メニューは本当に凄い!
今回のように悔しい結果であっても、練習に出てみんなと一緒に走れば、また次頑張りたいと思える。
達成感も悔しさもみんなで共有できるのがBTRCの魅力。
「目標を達成して、クラブへ恩返しがしたい。」
これが今回、金沢マラソンを走っての私の感想です。本当にいい経験ができました。
“サブ3”を達成するまで、これからもよろしくお願いします。
【上原さん】
今年の名古屋ウィメンズで念願のサブ4達成。
次の目標は?
年に一回、行ったことのない都道府県の大会に出て、自己ベストを更新したい!
ということで初石川県、金沢マラソンに参加しました。
スタートは細かいブロック分けのおかげで、はじめの1kmからキロ5分で走り始めました。
街中には金沢マラソンのトレードマーク、KMの黄色い旗を振った老若男女の沢山の応援があり、テンション爆上がり!
古き良き町並みと近代的な建物がうまく融合し、紅葉も見頃で最高!と、順調にキロ5分のペースで飛ばしていましたが...30kmあたりの畑ゾーンから、きつい...ヤバい、調子にのり過ぎた、とペースダウンし始めました。
とっさに、時間の計算。
キロ6分まで落としても、自己ベストはいける。
3時間40分を期待してくれたコーチには申し訳ないけど、少しでも自己ベストを更新に目標を切り替えよう、とひたすら下を向いて走りました。
BTRCあるあるだと思うのですが、奥武山2kmコースをあと2周だけだ!と無理矢理なポジティブシンキングをしながら、ついにゴール!
ゴールではコーチふたりが迎えて下さり、感無量!
そして、恒例になってしまったゴール後の足攣り。
今回は女子更衣室でひとりアガアガしていると、隣にいた方がサロンパススプレーを貸して下さいました。ありがたや。
打ち上げはコーチの親戚のお店で絶品料理、翌日はこれまたコーチのお知り合いが観光に連れて行って下さいました。
一緒に参加したTさんとKさんも最高!
サブ3のTさんはご自分のゴール後、陸上競技場のスタンドに上がり私のゴールシーンの写真を撮って下さっていました。
Kさんは私のスーツケースを移動中持って下さり、そして翌週の尚巴志ハーフも応援に来て下さいました。
お二人に加え、切磋琢磨し共に練習している他のBTRC会員さんも最高です!
自己ベスト更新も目標ですが、ランがくれるご縁も大切にしたいです。
そして、来年の名古屋ウィメンズはぶっ飛ばし注意で行きたいと思います!
【谷成さん】
・金沢マラソンに参加して
昨年に続き今年も金沢マラソン走ってきました。
昨年は1人での参加でしたが、今年はクラブ会員の方(私を含め3名)の参加者やコーチに
も同伴していただきました。
そのおかげでマラソン以外のことも含めすごく楽しめた大会でした。
沖縄で普段一緒に練習を行っている仲間と違う場所で同じ大会に参加できることにワクワクしていました。
・マラソン前
マラソン受付では、気さくに声をかけてくださるスタッフの方もいらっしゃって、歓迎さ
れていると感じました。
前日のエキスポ会場の雰囲気は、マラソンに向けて気分を高めてくれます。
受付会場の近くで以前ブレイクスルーの会員だった方とも久しぶりに再会しました。
実力は自分よりもかなり上の方なので、他のマラソンで競るようなレースをしたいです。(金沢では完敗でしたが、次一緒に走る予定の別府大分毎日マラソンでは勝負できるようにしたいです)
・マラソン
気候については、やはり沖縄より涼しくとても走りやすかったです。
特に沖縄では湿度が高く走りづらさを感じることが多いですが、金沢ではそういうことを感じることは全くなかったです。
一見は百聞に如かずとはよく言ったもので、県外のマラソンに参加したことない時には、沖縄県内の大会より県外の大会が走りやすいと何回か聞いていたことですが、実際参加するとそのことがよく理解できます。
まだ県外のマラソンに挑戦されていない方には、県外の大会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
レースについて、目標タイムは去年の金沢で記録した自己ベスト(2:51:01)を更新するこ
とでした。
全体的にはほとんど一定のペースで刻めた感じで、後半の失速も最小限に抑えられたことが去年より良かった点だと思います。
タイム的には去年とほとんど同じで、グロスで13秒遅いタイムだったことが、記録を確認
してからわかり、もう少し頑張ることができなかったのかと少し悔しい思いもありました
。
なかなか2時間50分を切ることができず、自分の走力の壁を感じる部分も正直ありました
。
今回の結果を踏まえ月間走行距離を今までより増やす等、今後の練習等で改善できること
を確実に実践していきたいです。
去年と今年のタイム比較(去年、今年(去年とのタイム比較))
STARTから5km 19:07 19:49(42“遅い)
5kmから10km 19:43 20:08(25“遅い)
10kmから15km 19:23 20:00(37“遅い)
15kmから20km 19:20 20:05(45“遅い)
20kmから25km 20:05 20:18(13“遅い)
25kmから30km 20:14 20:31(17“遅い)
20kmから25km 21:18 20:35(43“速い)
35kmから40km 22:10 20:41(1‘29“速い)
40kmからFINISH 09:45 08:53(52“速い)
・マラソン後
マラソン後の夕食は、コーチの親戚の方が経営されている飲食店にお邪魔し、盛大に行う
ことができました。
昨年は同じ飲食店に1人で訪れたのですが、二十数名という大所帯で行う夕食会は、にぎやかでものすごく楽しむことができました。
また、初めて会う方とも交流できたこともすごくよかったです。
マラソン翌日の午前中は、過去にNAHAマラソンに出場したことでコーチと知り合いにな
った石川県出身の方に千里浜海岸(ちりはまかいがん)に連れて行っていただきました。
千里浜海岸では沖縄の海とは違う北陸の海の壮大さを感じることができました。砂浜を車
で走ることや全長約8kmとものすごく長い砂浜に自然の壮大さを感じることができました
。
今回の金沢マラソン出場にあたり、大会を開催していただいた関係者の方、同じ大会に出
走したクラブ会員の方、アドバイスや応援していただいたコーチの方々、沖縄の地から応
援していただいたクラブ会員の方のおかげでマラソンを楽しむことができました。ありが
とうございます。
・番外編
マラソンでタイムを伸ばすことができた経験(サブ3達成)やターニングポイントを自分
なりに振返ってみました。
もし万が一興味をお持ちの方がいましたら、読み進めていただければ幸いです。
私は、生まれてから小学生を卒業するまでは長野県の自然が豊かな場所(ど田舎)に住ん
でいて、学校まで片道約5kmを通学していました。
たまに車で送迎してもらうこともありましたが、ほとんどは歩いて通っていたと記憶しています。
小学校の頃は運動が得意とはいえませんでしたが、校内で開催した長距離の大会では割と速かったです。
また、普段の生活では貧乏性のため、普通の人ならバスとか使うのを歩いたり、走ったり
することがよくあります。
宮古島に勤務していたとき、那覇空港から14km位を走って宜野湾の実家によく帰っていました。
ランニングのフォームについて考えるきっかけとなったのが、ランニングクラブに入会す
る前に、ランニングのフォーム診断を受けたことです。
フォーム診断では、すり足気味で走っていると指摘され、股関節からダイナミックに脚を動かすことで速く、しかも効率よく走ることができるということを指導していただきました。
このことが分かってから、走り方を自分なりに調べて試すことで、どういう走り方が効率
的かということを日々追求しています。
今でも、YouTubeの動画で速いランナーのフォームを参考に見ます。またガラスに写る自分のフォームをチェックすることを結構しています。
フォームを意識してからは、速く走っている方は例外なく地面反力をうまく生かしながら
走っていること、地面反力を走りに生かすには、重心の真下に足を接地し、足の接地時間
が短いということも分かりました。
走り方を考えるようになって、走り方を学校では習うことはほとんどないと思いますが、
走り方を習うことってすごく重要じゃないかなと思っています(特に小さい時に習うのがよいと思っています)。
才能ではなくテクニックである程度走力は伸びるのに、そのことを知らないというのは、ものすごくもったいないことだと思います。
私の経験から、サブ3未達成で記録を伸ばしたいと考えている方はご自身のフォームを第
3者の目線で見てもらうことをお勧めします。
ランニングフォーム診断を受けるのもよいですし、ランニングのクラブチームに入りコーチにアドバイス受けることもよいと思います。
きっと伸びしろがあるということが理解できると思います。
自分の経験や体験が少しでも役に立つことがあればと思い書かせていただきました。これ
からも自己ベストの更新やライバル打倒に向けて、全集中の呼吸で楽しいランニングライフを送っていきたいです。
と、いうことで今回参加メンバーは自己ベスト2名、セカンドベスト1名と持ちタイムからするとハイパフォーマンス!
ただ、積み上げてきたものからすると満足いかなかった人もおり、それはベストコンディションに持っていかせてあげられなかったコーチの力量不足と反省しております。
やはりマラソンは単純(簡単)なようで奥が深いですね。
だからこそみんながハマるのかもしれないですが…。
これからも3歩進んで2歩上がる(笑)ようなステップアップ目指して皆さんのサポート頑張ります!
最後に、大会翌日の自己ベスト更新のお二人は死力を尽くした結果なのか、筋肉痛で満足に階段を降りることもできておりませんでした。笑
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