こんにちは、ブレイクスルーランニングクラブ(BTRC沖縄)です。
去った日曜日、東京マラソン開催されましたね!
©産経新聞
見てるだけでワクワクするのは大規模大会だからなのか、はたまた東京マラソンだからなのか…。
いずれにしても男女ともに世界新、日本新が狙えるペースで中盤まで進行したレースは見る者を熱くさせてくれました!
ちなみに、今2022年なのに何で2021なの?と思われた方も中にはいるかと思います。
それで少し解説すると、去年の2021大会(3月開催予定)が新型コロナにより昨年10月に延期となっていましたが、結局事態は収束されないままで開催できなかったため、玉突き状態で2021大会を2022年3月開催、そして2022年大会が中止という形になったためこのようなちょっとわかりにくい大会名となりました。
そして延期だなんだといっても超高倍率の東京マラソンにBTRC沖縄から無事当選し、今回出走した会員さんがお一人!※ちなみに私(倉岡)は過去5回位エントリーチャレンジしてますが、見事全敗でございます。
クラブの女性陣からも一目置かれる女子エースは、大会に向けての練習でも上々の仕上がり具合。
目標としては自己ベストとなるサブ3.5!!
レースは出だしの5kmは下り基調なので感覚でと話していたら、見事24分半前後のナイスペース。
その次5kmが1分上がる23分半近くと、タイムだけ追いかけてた私からすると少しヒヤヒヤ…(;^ω^)
その後、ある程度イーブンで走った後ハーフ過ぎから少しずつペースダウン。
やはり、5ー10kmのペースアップが響いたか…、とタイムしか見てないこちらはあれこれ考えておりました。
結果、その後ペースが戻ることなくゴールタイムは3時間37分台。
※自己ベストより1分遅れる程度。
アドバイスが悪かった(足りなかった)かなとかいろいろ考えてましたが、レース後の本人談によると、20km過ぎから膝に痛みが出て2度ストップしたそうです。
その後も痛みが消えることないまま最後まで走ったと。
この話を聞いたら、残念どころかむしろその状態の中でよく走った!というのが本音です。
今までも芯の強さを感じることは多々ありましたが、やはり今回も相変わらずでさすがの一言。
ここでその会員さんのこれまでの軌跡を少しご紹介。
もともとはうちが開催していた2016年のNAHAマラソン完走3ヶ月プログラムにマラソン初心者としてご参加いただいたのが始まり。
そこからランニングにハマり、その後ずっとクラブに所属してマラソンがあるたびに自己ベストを更新し続け2019おきなわマラソンで初のサブ4達成。
そして翌年、新型コロナが出始め今のところ最後となった2020おきなわマラソンで自己ベストとなる3時間36分の自己ベストを記録しました。
この時私がペーサーをしましたが、気象条件はスタート時には立ってるだけで汗ばむような気温から、ハーフを前にして天気が急転。
雨とともに気温が一気に下がり寒さを感じるくらいの悪天候に。
そんな中、アップダウンの厳しい難コースで苦しい局面も心折れることなくしっかり粘り切る気持の強さが出たレースでした。
その勢いで3週間後の名古屋ウィメンズで更に自己ベストのサブ3.5を狙う予定でしたが、このおきなわマラソンの週を境に国内のマラソンは中止もしくはエリートのみの縮小開催に…。(この時レースがあれば、というのは今でもよく思います。)
そしてその後しばらく体調を崩してしまい走れない日々…。
少し長めの休養期間を経て走り始めたころには、本人の以前のジョギングペースですらキツさを感じるくらいの体力低下でした。
それから3カ月?くらい先の名古屋にエントリーしてると本人から報告が。
私としてはその時の状態的にも完走すれば十分で、タイムは二の次三の次かなと思っていました。
すると、本人はなんとなんとのサブ4できたらいいなと言うじゃないですか!
いやいや、ちょっと待て。マラソンナメんな、というのが私の心の声。笑(←以前渋井さんが後輩選手に言ってたのをパクらせてもらっただけで、本気で思ってたわけじゃないです。笑)
今まで実績は十分積み上げてきたけど、さすがに今の状態では厳しくないか?という思いが強かったんですが、これまたなんとなんとホントに達成してしまいました。
私にもこれくらいの芯の強さがあれば…、なんてタラレバ言ったりはしてませんがホントに尊敬に値する心の持ち主です。
今回(今年度)ではサブ3.5の達成はできませんでしたが、持ち越した分長い準備期間かけられるので次回のマラソンで一気に国際ランナー資格(3時間7分)まで狙っていけたらと、本人ではなく私が勝手に思ってます。笑
これだけの気持ちの強さがあればきっとできる!
Yes,高須クリニック!
ではなく、Yes,You can!
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