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執筆者の写真RunningClub BreakThrough

効率のいい走りとは?

更新日:2021年3月20日

こんにちは、ブレイクスルーランニングクラブ(BTRC沖縄)です(・ω・)ノ



先日会員さんからあった練習での気づきのフィードバックとして、腕振りを意識したことで接地の感覚が変わり、それはドリルでやっている動きに近いと感じたそうです。



結果、そこまで心拍が上がることなくペースがそれまでより12秒/周(≒2km)上がったとのこと。



ここしばらくBTRC沖縄ではウォーミングアップにドリルを取り入れているのですが、それは少しでも効率よく走れるようにするため。



以前までは人それぞれ骨格や筋肉の付き方は異なるため、フォームはランニングを繰り返すことで自然と身に付くのがその人にとって一番効率のいい走りという考えでいました。



しかし、自分の走りをテレビで見た時に(スマホがない時は自分のフォームを確認しづらかった)「こんなにドスドス走っているのか」と愕然とし、それに輪をかけてGARMINのランニングダイナミクスを見てもピッチの遅さが顕著でフォーム改善を意識し始めました。



そうやって意識し始めると、たしかに短距離の人はフォームの精度を上げるために日々練習の中で動き作りに時間を割くのに、それ以上に走る時間の長い(歩数が多い)長距離が効率のいい動きを求めないのはおかしいという結論に至り、今では走る時だけでなく普段の姿勢から自分の身体の状態に意識を向けるようになっています。



仮に1歩のストライドが1mだった場合、フルマラソン=42,195歩



それが動きの変化で5cmだけでも伸びた場合、フルマラソン≒40,185歩



約2,000歩=2km近く分短縮できることになります。

※あくまで単純計算ですが。



また、私が公園などで走っているジョガー&ランナーを見て感じるのは、ピッチ(回転数)が遅い方が多いこと。



速さ=ピッチ(回転数)×ストライド(歩幅)



ここからもわかるように、速く走るためにはピッチかストライドのいずれか、またはどちらも上げることが必須なのですが、ストライドを伸ばしていくためには動きの効率化はさることながら、その出力でマラソンの最後まで筋力が持つための筋力、そのための筋トレ等が必要となります。



しかし、ピッチを上げていくのは自分の意識を変えていくことで十分に変化をもたせることが可能です。



私は以前ピッチについて意識するまでは172spm/分程度でしたが、意識するようになった今は180spm/分オーバーにまでなりました。


※GARMINではこういう数値も確認できます。



慣れるまでは高回転自体が疲れる場合もありますが、それも次第に慣れます。



それにより、今までの6分/kmの感覚で走ってもそれ以上のペースになったりと、速さにも繋がってきた気がしています。



こういった感じで、練習強度を上げるだけでなくフォームの見直し等他の部分にも速くなるヒントはあるかもしれません。



あくまでこれは私の持論であり、また別の意見があるのも当然ですし、何より人間一人一人身体の作りは違うのでトレーニングにも万人に正解という理論がないところがマラソンの難しさであり楽しさなのかなと思います。



是非ご自分でいろいろ試しながら自分に合うトレーニングやランニングフォームを見つけてください♫



というわけで、3/10の練習会の報告です。



この日はインターバル+PR(ペース走)でしたが、なかなかキツい練習にも関わらず皆さん理想的なトレーニング消化してました。



BTRC沖縄に興味のある方お気軽にご連絡ください。

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